スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

柱の太い家は丈夫??

P9070007.jpg

「太い柱じゃないと・・・」

時々耳にします

マイホーム計画中の友人のKのお父さんは大工で
「柱は最低でも4.5寸」と言っているそうで、拙宅のHMの柱が何寸角なのか聞いてきたことがありました


山辺豊彦著 ヤマベの木構造 (エクスナレッジムック)によると

柱の水平抵抗力は、寺社仏閣のように直径240mm(8寸)以上の太い柱に重い鉛直荷重が作用し、かつ、太い貫(差し鴨居・長押しなど)でつながれないと、ほとんど期待できない。しかも、ここまでしても、その水平耐力は構造用合板片面張り壁の70%程度である。
 したがって、住宅程度の小さな柱断面であれば、柱の水平体力はほとんど期待できない。水平抵抗力としては耐力壁の方がはるかに効率よく経済的だということになる。
ただし、狭小間口や店舗・駐車場など用途上耐力壁が設けられない場合は、木造ラーメン架構で形成することも可能である。木造ラーメンは木材どうしのめり込み、あるいはボルトなどが木材にめり込むことによる仕口の回転剛性が耐力を左右する。仕口の回転剛性は実験と詳細な計算が必要である。最近の実例を見ると金物を使用したものが多いが、ラーメン方向柱幅としては300mm前後は必要になるようである


在来木造において水平方向抗力、つまり耐震性を考えると柱の太さよりも耐力壁をバランスよく効果的に入れる事が重要であるというのが現在の主流の考え方のようです。

では、耐力壁をバランスよく配置するとして、一体柱はどれくらいの太さがあればよいのか
ということになります
最低限の柱の太さは柱にかかる鉛直荷重に対して座屈しない(曲がらない、折れない)太さでこれは柱の樹種と長さによって最低限の柱の太さが決まります。この最低限の太さにある程度の余裕をもたせて柱の太さを決めるのが通常の様です。通常は通し柱で4寸、管柱で3.5寸あれば問題ないとされているようです。
ただ、通し柱の場合、胴差しや梁(横の柱)との接続で穴をあけるため、そのぶぶんの芯がかなり細くなります。地震等度の時はまずそこが座屈することになるので、それを考えると5寸或いは6寸位のものを使う方が良いみたいです。通し柱に4寸角を用いる場合でも金物接合でホゾ穴を開けないようにすれば梁との接合部分で強度低下することはないようです

↓通し柱の金物接合
img01.jpg


それから、土台へのめりこみも考慮する必要があるようです
結局、座屈に対する強度よりも土台へのめりこみを許容範囲におさめる方が厳しいため、柱や土台の太さの決定はどの程度土台への柱のめり込みを許容するかで決まることが多いようです。土台へのめり込みを減らす方法としては柱や土台を太くする他には土台をクリ等のめり込みの小さいものにする方法もあるようです。


結論
柱が太くないとダメということはない
柱が太いだけでは家は丈夫にならない

柱の太さは土台へのめり込みをどれくらい許容するかでだいたい決まる
スポンサーサイト

コメント

Secret

「床下エアコンの家」内を検索する
検索したいキーワードを入れて「検索」をクリック!
プロフィール

SHK

Author:SHK
2009年11月に家を新築
床下に送風するようにエアコンを設置しました
2010年7月には小屋裏にもエアコンを設置

快適な居住空間を目指して日々イロイロやっています

だんだんブログタイトルから脱線している感はありますが・・・
ブログのタイトルかえようかな・・・

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。